キングストン弁

今日は近畿の医学部生でのボートの交流試合ということで。
しかも何故か主催のお鉢が回ってきていたので。
自分のレースが終わってから、ダッシュウォーターマン(スタートする前に、各レーンのスタート地点にある船に乗り込み船をつかんで船のスタート位置に有利不利がないように調節する人)をやりに1000m走って、船に乗り込むというハードスケジュール。
無論、ウォーターマンも意外に体力を使う仕事です。


で。


ロープで船の位置をずらしてスタート地点を正そうとした時、それは起こりました。


いや、前からあんまりにも浸水してるなーとは思ってたんですよ。


後ろに移動してみたら、キングストン弁が開いてるんですねこれが。
ごぼごぼっと水が入ってくるわけですよ。
はっはっは、そりゃ浸水もするわなあ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぁぁすけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!


慌てて船の前のほうに移動する私。
浸水箇所は後ろなんだから前に傾ければ浸水しません。
とりあえず深呼吸。


よく考えたら、昨日ちゃんとふたを積み込みました。
雨が降っても沈まないようにふたを外しておいたんだから、ふたはその辺に・・・・・・・・・・


・・・・・・・・床板のすのこの下にぷかぷか浮かんでるよ・・・・・・・・・・○| ̄|_


ええ、そのままやりましたさ1レース。
そしてそれが終わってから、床板のすのこ(木製、やたら重い)を持ち上げながら足で引き寄せて回収、それからようやく閉められたね。


そして、その状態で何とか1レース終わったら撤収。


「あ、キングストン弁開けておいてください〜」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・2度とやらねぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!




キングストン弁・・・・・・一般的に自沈用の弁と思われている弁。実際にはそんなことはないが、ウォーターマンの乗るボート、ステッキボートでは後ろのほうにあって雨が入ってきたときにそこから水を排出する。
普通にしてれば沈まないが、今にも沈みそうなくらいには水は入ってくる。