見学、来る

今日の解剖実習は洛東の看護専門学校の人たちが見学に来て実習の様子を見てもらいながらやるというものでした。
今日もやることは多いのではっきり言って邪魔なんですがそこはそれ。18歳くらいの女の子が8割以上を占める集団が来てるわけですから気合だって入ろうってもんです。
ですが。
何故ウチの班は専門学校生への説明を私に任せて自分らは作業進めてるデスか!?
いや、確かに分業した分作業は早く進みましたけど!?
代わってほしくて
「K−、説明タッチ交代ー」
って言って作業のほうをしようとしたのに何でかすぐに私に押しつけられかえしましたよ?
何か世の中間違ってやしませんか?
というか私、ナデシコの説明おば……ごほんごほん、説明おねえさんことイネスさんやってるような気がするんですが。


でも私、TEST1の結果78/200だったんですけどねっ!!
まあ、勉強実は全くやってなくて、解剖実習で得た知識だけで徒手空拳で立ち向かったようなもんですから。
あと2回のテストとあわせてで合計300点とればいいそうなんでまだまだ気が楽です。
まあそんな話はさておいて、看護学校生が何故か異様に興味を示したのが「横隔膜」。胸と腹とを分ける筋肉の膜です。誰も彼も横隔膜を見るたびに
「触っていいですか?」
「うわー、なんかすごい丈夫ー」
とかやたら興味津々な様子で触っては感動してました。
それとウケてたのが固定液が入って固まってる動脈血と静脈血の違いです。
動脈血は色が薄くてだいぶ白っぽい色をしていて、しかも弾力があるんです。
静脈血は黒っぽい、かさぶたのような色をしていて弾力はあんまりなくてもろいです。
それぞれを固まりで出して触らせてみたらやたらと感動されました。


それにしても思うんですが。
私に相手させてていいのか、ウチの班。